本文へ移動

福島県産米について

福島県の地域

福島県は大きく区分すると3つの地域に分けられ、
西側の新潟県との県境に近いエリアを「会津」
中心の栄えている人口の多いエリアを「中通り」
東側の太平洋に面するエリアを「浜通り」と呼びます。
 
弊社では浜通り産米の取り扱いがございませんので、会津と中通の産地紹介となります。

会津地方の特徴

周囲を山に囲まれた会津盆地は、米作りにとても恵まれた条件の地域です。
粘土質の地域が多く、山からミネラル豊富な天然伏流水が流れ込みます。
お米が実る時期に寒暖の差がとても大きいのが特徴で、この寒暖差がお米のうまみと甘みをより一層引き立て、大粒でつややかな会津米を作り上げます。
 

中通りの特徴

弊社がある郡山市も含まれる中通り地区。その昔、気候・土壌には恵まれていたのにも関わらず、農作物を作るのに充分な水がなく、不毛の場所であった地域に「安積疎水」と呼ばれる一本の水路が完成し、一気に大農作地帯へと変わっていきました。

郡山地区をはじめとする中通り地方には、粘土質の肥沃な土壌に東北最大の水がめである猪苗代湖からの豊かで良質な水が流れ込んでおり、猛暑の年や雨や雪が少ない年でも絶えることなく豊富に流れる水のおかげで生産数量と品質が安定しているのが特徴です。会津地方ほどではありませんが、お米が実る時期には充分な寒暖差もあり、米づくりに適した気候の地域です。

福島県で作付けされる品種

福島県で作付けできる品種は25種類以上あります。
そのなかでも代表的なのは「コシヒカリ」「ひとめぼれ」「天のつぶ」がトップ3を占めていて、あきたこまち、ミルキークイーン、はえぬき、里山のつぶ、チヨニシキ、あきだわら、こがねもち、ヒメノモチなどがあります。
 
年により変動していますが、コシヒカリが50%、ひとめぼれが18%、
天のつぶが17%、その他の品種が15%程度の割合です。

コシヒカリ

現在の日本を代表する品種で、「越(コシ)の国に光(ヒカリ)輝くような品種になるように」との願いを込め、コシヒカリと命名されたお米です。
成分(アミロース、タンパク質など)のバランスがよく、粘り、つや、香りが優れ、弾力があり美味しいお米です。

ひとめぼれ

「見て美しさにひとめぼれ、食べて美味しさにひとめぼれしていただき、全国の皆さんに愛されるお米にしていきたい」との願いが込められて命名されたお米で、独特のやわらかさ、表面は光沢があり、粘りが適度。
コシヒカリよりも甘みが特徴的で、高齢者やお子様でも食べやすいソフトな食感のお米です。
 

天のつぶ

県が15年の歳月をかけて開発した、福島県オリジナル品種です。天に向かってまっすぐ伸びる稲の力強さ、天の恵みを受けて豊かに実るひと粒ひと粒のお米をイメージして命名されました。食べ応えのあるしっかりとした食感と、炊き上がりの香りの良さが特徴です。
和食、寿司、丼もの、チャーハン、ピラフなどにとっても相性の良い品種で、その食感からか若年層に絶大な人気があります。
福島でしか作れない『天のつぶ』を、ぜひご賞味ください。
 
TOPへ戻る